公開ライブ配信 vol.52:「二輪文化の日」座談会

二輪文化ラジオ 公開ライブ配信vol.52

今宵もご視聴ありがとうございました!

10月の二輪文化ラジオ公開ライブ配信は、10月19日(金)いつものように埼玉県川口市のCrossRoad39にて。

いつもと違うのは、難波さんがMotoGPでの仕事のため欠席でしたので、約3年ぶりに平均年齢の高いおっさんばかりだったこと。
スタイルもちょっと変えて座談会形式でやってみました。
(その他、配信機材やソフトの変更などいろいろ新しいことをテストしてみました。テストにご協力いただいたみなさんありがとうございました!)

さて、今回のテーマは、先月に引き続き「地方・地域とオートバイの関わり」。
そして、つい3日ほど前に二輪文化を伝える会で10月19日を「二輪文化の日」と制定したこともあり、「二輪文化」について。

地方・地域とオートバイの関わり

ざっとですが、「二輪文化ラジオ版 オートバイゆかりの地マップ」を作ってみました(ただいま第2版。順次バージョンアップ予定)。

オートバイゆかりの地マップ

基本的には史跡と自治体の協力のあるイベントや施設を掲載しています。
(サーキットやオフロードコース等と、聖地巡礼系などは別マップで企画中?)

日本各地で、地域ぐるみでオートバイに関わるイベントや施設の運営などしているところは増えてきていると思います。とても良い傾向だと思います。
これは「3ナイ運動」が広がっていった頃には考えられなかったことだと思うんですよね。
番組中でも話が出てきますが、80〜90年代のバイクブーム世代が社会的にこういう企画を実現できる立場になってきたからというのもあるかもしれません。

録画映像はこちらから

今回のまるっとそのまま見られる録画映像はこちら。
YouTubeの番組ページに行けばライブチャットも見られます。

メンバーは、二輪文化を伝える会の松島とhigh tideのマスターを中心に、レーシングチームハニービーの創設メンバーの小寺義弘さん(プライベートレーシング)、荘レーシングの高野博文さん、バイクマンガ探偵団の安川探偵局員、そしてご来場くださったギャラリーの方々とお店のオーナー荘利光さんです。

バイクマンガ探偵団

バイクマンガ探偵団は、うすね正俊さんの「Zとうちゃん The No.1」。
詳しくはまた後ほど。

次回は11月16日(金)夜9:30から

次回(11月16日金曜日)のライブ配信は、いつものスタイルに戻しつつ、今回テストしたことを取り入れて、バージョンアップしてやってみたいと思います。

お楽しみに!

10月19日は「二輪文化の日」

浅間火山レース

二輪の歴史をいろいろと。
古きを温ね新しきを知る。

浅間火山レース

浅間火山レース
浅間火山レース

この写真は、1957年(昭和32年)10月19日(と20日)に、群馬県吾妻郡嬬恋村に新しく開設された「浅間高原自動車テストコース」で開かれた「第2回浅間火山レース」のウルトラライトウエイト(125cc)クラスのスタートシーンです。

1957年と言われて、その時代がすぐに頭に思い浮かぶのは、多分終戦前に生まれた人ぐらいでしょう。
東京オリンピックの7年前、東京タワーができる前年のこと。やっと戦後の復興から未来に向けて希望が持てるようになった頃なんだと思います。
(私も生まれる前のことです。)

「汚れた英雄」映画と小説

1982年に、当時人気絶頂だった角川映画で「汚れた英雄」というロードレースが舞台となった映画がありました。当時の若者たちに多大な影響を与えたと言われています。
映画を見終わった者たちは、映画でのスタートシーンを真似て「押し掛け」でエンジンをかけて走り去ったとか。
主演は真田丸でも快演した草刈正雄さんでした。

映画「汚れた英雄」

その映画「汚れた英雄」の原作は大藪春彦の小説です。
小説の冒頭部分に主人公の北野晶夫が、自転車にリヤカーを付け、そこにレース用にしたオートバイを積んで、朝霧の中、浅間山の麓にあるレースコースを目指すシーンが書かれています。
そのレースコースが浅間高原自動車テストコースであり、出場したレースがこの第2回浅間火山レースでした。まさに1957年10月19日のこと。

小説「汚れた英雄」

記念すべき日

小説「汚れた英雄」の冒頭をもう少し読み進めると、こんな記述が出てきます。

現在浅間コースは淋しいテスト・コースに変りはて、国内大レースは鈴鹿や富士に移され、浅間ではたまにクラブ対抗の小レースが行なわれるだけだが、その日、昭和三十二年十月十九日は 冷遇され続けていた日本のモータースポーツがはじめて小さいながら本格的に花咲いた記念すべき日であった。

大藪春彦「汚れた英雄 第1巻 野望篇」角川文庫

そこで二輪文化を伝える会では、世界を席巻することとなる日本のオートバイメーカーが、当時その技術を磨く場として切磋琢磨することになったのが、10月19日に新設なった浅間高原自動車テストコースで開かれた浅間火山レースであること、またそれは、後に80年代〜90年代のレースを中心としたオートバイブームの火付け役でもあった小説「汚れた英雄」の舞台でもあったこと、なおかつ著者の大藪春彦氏がこの日を「記念すべき日」と表していることから、10月19日を「二輪文化の日」としようと決めたのでした。

協力:二輪文化を伝える会

公開ライブ配信 vol.51:地方・地域とオートバイの関わり1

9月の二輪文化ラジオ・公開ライブ配信、ご視聴・ご来場ありがとうございました!
今回から30分遅らせて、午後9時30分スタートにしてみました。

今回のテーマは「地方・地域とオートバイの関わり」。10月と2ヶ月連続企画です。

特にこの時期、各地でオートバイ関連のイベントも多いですし、ツーリングがてらオートバイにゆかりのある土地を訪ねてみてはいかがでしょうか。

にゃんばちゃんもお世話になった福島会津のおんもしぇ祭のことや、10月7日に開催される埼玉県小鹿野町のイベント「おがのライダー宿」の紹介、先月松島がお伺いした愛知県刈谷市のトヨモーター展について、他にも鳥取県八頭町の隼まつり、石川県羽咋市の千里浜、三宅島、オートバイ神社やオートバイ寺のことなどなど。

来月は特に、みなさんから情報をいただいて、日本各地のさまざまなバイクに関わる地域に話をしてみたいと思っています。

「バイクマンガ探偵団」は、秋の交通安全運動が始まったこともあって、白バイの出てくるマンガ、”こち亀”の秋本治先生の「白バイファイター雪之丞変化」。
いろいろありえない設定とストーリーはやはりこち亀テイスト!?

珍しく出演者みんなで記念撮影
珍しく出演者みんなで記念撮影

では、正味1時間ちょっとの今月の番組をどうぞ!
(10分ぐらいのところから始まります)

10月のライブ配信は、10月19日(金)の予定です。
にゃんばちゃんはMotoGPでのお仕事のためお休みになります。
いつもとだいぶテイストが変わると思いますが、さてさてどうなりますやら……。
お楽しみに!

公開ライブ配信vol.50:サイドカー特集:たくさんのゲストの方々と!!

集合写真

8月の二輪文化ラジオ公開ライブ配信、ご視聴ありがとうございました。

今回は「サイドカー特集!!」ということで、にゃんばちゃんもお世話になっているレーシングサイドカーのドライバー&パッセンジャーのみなさん(栗原亨選手、安田武司選手、鈴乃木いっけー選手)、そしてバイクマンガ探偵団安川局員の元同僚でもある「スリーホイールズマガジン」の酒寄編集長とミュージシャンでもあり編集部員でもあるIDさんとゴンガーシホさん、さらにアニメ「つうかあ」の田村監督まで!という、豪華ゲストのみなさんと、サイドカーについて熱く語りました!

今回もたくさんのギャラリーの方々にお集まりいただきました。
ありがとうございました!!

集合写真
たくさんのギャラリーの方々にもお集まりいただきました!
来夢先輩も!!

9月の公開ライブ配信は、9月21日(金)の予定です。