12月18日は「汚れた英雄」の日

最近はすっかり三枚目オヤジキャラを前面に出してきている俳優の草刈正雄さん。

その草刈正雄主演、角川春樹氏が初監督を務めた角川映画が、昭和57年(1982年)12月18日に封切られました。

オールドバイクファン、80〜90年代のレースブーム世代で知らない人はいないであろうその作品が「汚れた英雄」です。

80年代のロードレースシーンが描かれた言ってみれば「プレイボーイ映画」なんですが、当時の若い男子にとって憧れるには十分のヒーローでした。

ローズマリー・バトラーが歌う主題歌は、バイクに乗るたびに脳内で再生されたものです。(これは、水曜どうでしょう!?でスーパーカブに乗る大泉洋さんも同じだったようです・笑)

30年以上経った現在、DVDが手に入るようになり、またこの映画を気軽に観られるようになりました。

そこで、facebookグループ Team#62「汚れた英雄」ファンクラブが、この映画公開日を「汚れた英雄の日」と提唱し、みんなそれぞれで、この日にDVDを観ようということになったのです。

原作は大藪春彦の小説

30代以下のみなさんには、「見たことない」「名前しか知らない」という方も多いと思います。

もう特定の世代のオッサンたちしか反応しないのかもしれませんが、やはりこの作品は外せないので、せめてこの時期だけはこの話題で勝手に盛り上がりたいと思っています。覚悟してください(笑)

ちなみに原作は、大藪春彦の小説で、舞台はさらに遡って昭和30年代になります。
浅間火山レースやマン島TTレース、そしてベッドの上で、主人公・北野晶夫がおおいに活躍します。

ちなみにこの小説は、当時のライダーの方達が実名で登場したりするので、歴史を語る上でもそれなりに重要な意味があるんですが、それはまた別の機会に。

マニアックなネタ集め企画?

36年前の作品ですから、それなりにツッコミどころ満載な映画だったりもします。

撮影に協力したレース関係者もたくさんいらっしゃいますので、今でもいろんな方とこの映画の話をしていると、(細かすぎて伝わらない)超マニアネタがいろいろと出てきます。

そんなマニアックなネタを集めて、違った意味でも楽しめるような企画を思いついてしまったので、今後の「汚れた英雄の日」に向けて、情報を集めていきたいと思います。

amazonのプライムビデオでも、この映画を観ることができますので、もしちょっとでも興味があったらぜひ!

それではDVDを持っている人は、グラスを片手に鑑賞してください。
「一度や二度地獄を見なきゃ…」と呟きながら…。

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